埼玉県「未来を拓く『学び』プロジェクト」―大きな自治体内の多様な学校との連携― 令和元年度
埼玉県×CoREF「未来を拓く『学び』プロジェクト」令和元年年度 シンポジウム(2019年12月26日(木))
令和元年12月26日(木)、埼玉県さいたま市の埼玉会館において「未来を拓く『学び』プロジェクト」令和元年度シンポジウムを開催いたしました。
当日は、全国17の都道府県から600名を超える皆様方に御来場いただき盛大に開催することができました。年末の大変お忙しい中、御来場いただきました皆様方に改めまして感謝申し上げます。
[プログラム] (受付9:30~10:00) 191226 シンポジウムパンフレット
10:00~10:10 | 開会挨拶 渡邉 亮(埼玉県教育委員会県立学校部長) |
10:10~12:00 | パネルディスカッション 「埼玉県における『協調学習』の来し方、行く末」 ○コメンテーター 常盤 豊(前国立教育政策研究所長) ○パネリスト 関根 郁夫(東京医療学院大学 学長。前埼玉県教育委員会 教育長) 藤井 春彦(川口市立高等学校 中高一貫開設準備室 室長、元埼玉県立総合教育センター 所長) 白水 始(東京大学CoREF 教授、国立教育政策研究所 客員研究員) 小出 和重(埼玉県教育委員会高校教育指導課 教育指導幹) 櫻田 忍(東京大学CoREF 協力研究員、県立不動岡高等学校 主幹教諭) 小河 園子(埼玉県立浦和高等学校 英語科 教諭) 畑 文子(埼玉県立大宮高等学校 国語科 教諭) 浅見 和寿(埼玉県立川越工業高等学校 国語科 教諭) |
12:00~13:20 | 諸連絡・昼食休憩・移動 |
13:20~16:30 | 担当教員等による教科部会等別ラウンドテーブル
○未来を拓く「学び」プロジェクトでの実践報告(教科別・主に高等学校) ○新しい学びプロジェクトでの活動報告 |
当日の様子
開会挨拶 |
パネルディスカッション | |
ラウンドテーブルの様子 | ||
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第2回カンファレンス(2019年11月30日(土))
第2回カンファレンスでは、教科部会ごとに今年度の授業実践から生徒の学習の実態に基づいて振り返りを行いました。
各教科部会では、今年度の重点授業の振り返り、各開発員の先生方の今年度の実践の交流から見られた生徒の学びの様子の具体例から授業デザインや支援について具体的に言えそうな仮説(=デザイン原則)を整理しました。
各教科で作成したデザイン原則は、ポスターセッションで教科を超えた情報交換・実践交流を図りました。
開催日 2019年11月30日(土)
場 所 埼玉県立総合教育センター
内 容 9:30 受付
10:00 開会行事
10:10 講義「主体的・対話的で深い学びの質を支える授業研究」
東京大学CoREF 教授 白水始 特任助教 飯窪真也
10:50 教科ミーティング①「授業研究会の振り返り」
12:20 (昼食休憩)
13:20 教科ミーティング②「実践の交流と授業デザイン原則のまとめ」
(休憩)
15:10 合同教科部会
(休憩)
15:50 教科ミーティング③ 「シンポジウムにおけるラウンドテーブルの進め方について」等
開会行事 石川高校教育指導課長挨拶 |
講義 東京大学CoREF |
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教科ミーティング① <事前想定の共有> |
<生徒の学びを視聴> |
<授業の振り返り> |
教科ミーティング② <実践共有> |
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教科ミーティング② <授業デザイン原則の整理> |
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合同教科部会の様子 |
公開研究授業・重点研究授業 (※重点研究授業は研究開発員が対象です。)
日程等の詳細はこちら
前期 5月31日(金)~ 6月28日(金) 6校 9講座
後期 9月17日(金)~11月27日(水) 90校 391講座
第1回カンファレンス(2019年6月8日(土)埼玉県立総合教育センター)
第1回カンファレンスには研究開発員を中心に320名以上の方が参加され、終日熱心な研究協議が行われました。
開催日 2019年6月8日(土)
場 所 埼玉県立総合教育センター
内 容 9:30 受付
10:00 開会行事
10:10 本年度の事業について
10:30 講義「主体的・対話的で深い学びの質を支える授業研究」東京大学CoREF
(休憩)
11:10 教科ミーティング① 研究の進め方について
12:00 (昼食休憩)
13:00 教科ミーティング② 生徒の学びのシミュレーション
(休憩)
15:15 教科ミーティング③ 見取りの観点の設定等
埼玉県教育委員会からは今年度プロジェクトの研究テーマとして、「学びの見とりと振り返りに基づく継続的な授業改善~授業デザイン原則のスパイラルアップ~」が示されました。
CoREFからは、昨年度焦点化してきた授業研究の取り組みを発展させるとともに、授業研究で見えてきた原則(仮説)や生徒の実態を授業デザインに生かす取組みの具体的な手法について講義を行いました。
その後、各教科部会に分かれ、昨年度各教科で作成した授業デザイン原則の確認、実際の授業案・教材を用いて生徒の発言や記述を具体的に想定し、授業者の先生がこの授業で考えているねらいを実現するための改善策等の協議を行いました。
開会行事 |
協調学習マイスター教員紹介 |
講義 東京大学CoREF |
教科ミーティングの様子 |