6月2日(土)、「未来を拓く『学び』推進事業」第1回全体研究会が、東京大学弥生キャンパスの一条ホールほかに於いて、行われました。
当日は、前日の雷雨がうそのように好天に恵まれ、研究推進委員の先生方や埼玉県の指導主事など埼玉県の関係者が137名、これに加えCoREFスタッフ、青森県立高等学校の先生方などが参加し、ワークショップでは、どの会場も先生方の熱気に包まれていました。
午前中、研究推進委員の先生方は、新規と継続の二つに分かれてワークショップを行いました。新規の先生方は、協調学習の基礎に関する講義を受けた後、知識構成型ジグソー法による授業体験と振り返りを、継続の先生方は、授業づくりのためのシミュレーションをジグソー法を用いて体験しました。
また、午後はすべての研究推進委員の先生方が各教科部会を実施し、「昨年度の実践の紹介」、「授業デザインづくり」、「授業案の相互シミュレーション」に取り組みました。この中で今後試してみられそうな授業のデザインについて検討され、先生方が協同で授業づくりを行っていく基盤ができあがっていきました。
第2回全体研究会
7月21日(土)、「未来を拓く『学び』推進事業」第2回全体研究会が、埼玉県立総合教育センターで行われました。
心配された雨も、集まった先生方の熱気に押され、いつしか止んでいました。
今回は前回を上回る先生方が参加され、各教科部会(14部会)を中心に具体的な授業デザインづくりに取り組みました。
合同教科部会
12月1日(土)、「未来を拓く『学び』推進事業」合同教科部会が、埼玉県立総合教育センターで行われました。
まず、教科別に今年度の授業実践の交流を中心に、実践をとおして分かったことやポイント、改めて出てきた疑問点などを共有しました。
その後、教科間交流を行い、新たな発見や理解の深化が行われていきました。
平成24年度報告会
平成25年1月19日(土)、「未来を拓く『学び』推進事業」平成24年度報告会が、埼玉県戸田市にある戸田市文化会館で行われました。
例年にもまして厳しい寒さの中、全国19の都道府県から502名の皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。
報告会は、前島埼玉県教育長の開会挨拶で幕を上げ、三宅なほみCoREF副機構長の基調講演に引き続き、埼玉県立草加西高等学校、埼玉県立浦和第一女子高等学校の授業実践解説で午前中が終了しました。午後は、「協調学習」の理論実践についての意見交換で再会し、各教科部会および「21世紀型スキル育成研修会」のラウンドテーブルで閉会となりました。
協調的な学びを引き起こす授業づくりを発信できましたことCoREF一同感謝申し上げます。
それぞれの活動の詳しい様子は、「埼玉県・未来を拓く「学び」推進事業サイト」(外部サイト)をご覧ください。