新しい学びプロジェクト
自治体と大学発教育支援コンソーシアム推進機構 CoREF の連携

(1)主な取り組み

  • 小学校、中学校、高等学校での協調学習を引き起こす授業づくり
  • 知識構成型ジグソー法による教材の開発、実践、評価
  • 指導主事、授業実践者とCoREFスタッフのメーリングリストを活用したオンラインでの教材検討、授業の振り返り
  • 地域、学校、経験の多様な教員、管理職、指導主事、研究者、教育支援に関心のある社会人による多彩なネットワーク形成

(2)平成27年度の参加団体(5月現在)

北海道東神楽町、青森県立黒石高等学校、福島県伊達市、埼玉県、埼玉県戸田市、和歌山県有田川町、湯浅町、日南町立日南小学校、
日南中学校、島根県浜田市、津和野町、広島県安芸太田町、大朝ブロック教育研究推進会、山口県新しい学びプロジェクト研究協議会、
高知県教育センター、福岡県飯塚市、大分県教育センター、大分県竹田市、九重町、豊後高田市、宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校附属中学校
(13道県21団体)

(3)年間の活動スケジュール

  • 教育長・担当者(指導主事等)による連絡協議会(5月・2月)
  • 東京大学での全体研究会(8月上旬 2日間)
  • 公開研究授業を中心とした研究会(大掛かりなものは年間2回程度)
  • 自治体の主催によるローカルな公開研究会(平成26年度は年間40回を超えて開催)
  • 年次報告会(平成27年度は2月に東京大学で開催予定)

(4)研究の具体的な進め方と各参加団体における組織編制

  • 各参加団体が指導主事等1名を研究推進担当者とし、CoREFや事務局と連携して自治体内での事務的なマネジメントを行う
  • 各参加団体が活動の中心となる教員を研究推進員として指定
  • 担当教科は国語、算数・数学、理科、社会、英語の5教科
  • 研究推進員は任意の教科部会に参加して教材開発を中心として活動
  • 周辺の教員も参加団体の裁量により教材開発や実践に協力(「サポートメンバー」制)

平成26年度の研究推進員数

国語(21) 社会(16) 算数・数学(26) 理科(23) 英語(5)
小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校 小学校 中学校
12 9 9 7 19 7 7 16 0 5

(5)平成26年度までの成果

  • 国数理社を中心に227の実践(美術や保健含む)が授業案、教材、振り返りデータを含むフルセットのデータとして報告
  • 小学校で94.9%、中学校で91.3%の子が毎日~月1,2回程度「やりたい」
  • 先生方の感想として「子どもたち一人ひとりの学びの姿が見える」

※各年度ごとの活動の詳細については,「活動報告書」 を参照ください。
※活動をとおしてデザイン・実践された授業の例は、こちら でご覧になれます。