日時： 2009年11月27日(木)9：30-10:20 場所： 宮崎県五ヶ瀬町 三ヶ所中学校 美術教室 参加者： 36名(鞍岡中学校6名・三ヶ所中学校30名) 実施者： 木村光伸先生(鞍岡中)・倉永愛子先生(三ヶ所中)

この授業では、

• 「空気の膨張と温度」「空気の上昇」「空気中に含まれる水蒸気と温度」という3種類の教材を読んで
• 読んだ内容を交換し合いながら
• 「雲はどのようにしてできるか」について話し合い、

雲の生成について理解を深めることをテーマに活動が行われました。

		活動や資料の内容	用紙	写真
1	導入	事前アンケート(「天気を知りたいときに何を見ますか」)の結果発表。「雲」の答えが多数。	WS
2	アンケート	雲はどのようにできるか、各自で予想を記入する。
3	エキスパート活動	「空気の膨張と温度」「空気に含まれる水蒸気と温度」「空気の上昇」いずれかの資料を各自で読んで、同じ資料を担当した人と話し合い、その資料のエキスパートになる	Expert
4	ジグソー活動	違う内容のエキスパートの人とグループを作って内容を伝えあい、資料に書かれた３つの現象がどの順番に生じて雲ができるかを検討する
5	共有	グループで話し合った順を黒板の前に提示する
6	アンケート	活動を終えて、予想は変わったか、考えを記入する

※表内のリンクをクリックすると、活動中に配布した用紙や写真などが見られます（別画面で開きます）

授業について

もっと詳しく知りたい、活用したい、舞台裏を知りたいという方はこちらもどうぞ。

教案が見たい	資料をセットで欲しい	資料の記入例が見たい	制作過程を知りたい	実施後の議論を知りたい	次の時間の記録を読みたい
Gプラン[PDF]	ワークシート[PDF]	ワークノート記入例[PDF]	共同プロセス	検討会議	2時間目の記録 [PDF]

※表内のリンクをクリックすると、資料が見られます。（別画面が開きます。）

第1弾の授業について知りたい方はこちらをどうぞ。
【学譜】共同検討授業「沸点」＜https://ni-coref.or.jp/legacy/archives/1670＞

五ヶ瀬町では、

町づくりの一環としてG授業という取り組みを行い、学習活動や人数の組み合わせを検討しながら授業改革を進めています。五ヶ瀬町の取り組みには、CoREFの「学びたいと思う人ひとりひとりが先端知に触れてしっかり学べるために、新しい学び方として協調的な学習活動の理論に基づく学習活動のあり方を研究し、その成果を学校の先生と共有しながら育てていく」という活動方針と合致するところがありますので、実践および研究のパートナーとして共同しています。今回はその初回として、五ヶ瀬の指導主事や教員の方と共同で授業構想を検討し、教材を一緒に作成しました。

CoREF五ヶ瀬町の授業改革についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。

五ヶ瀬町の授業改革＜http://www.town.gokase.miyazaki.jp/kyoiku/index.html＞