【学譜】出張ワークショップ「『学び合い』を学ぶ」

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  • 日時:
    2009年8月31日(金)8:50-16:00
  • 場所:
    埼玉県岩槻市 開智学園 研修室
  • 参加者:
    56名
  • 実施者:
    三宅なほみ、宮原詩織(編集補助)、アシスタント数名

このワークショップでは、

  • 人が仲間と学び合う協調的な学習活動の利点、活用の仕方を
  • 先生方が「生徒になって(生徒の視点から)」体験することによって
  • 人の認知活動の原理原則に立ち戻って「いつ」「どう」使えるかを理解し
  • 実際に秋から活用できる授業プランを検討する

というテーマに取り組みました。人の知識は「スキーマ」という構造をもつこと、そして人はそのスキーマを使って誤った判断をしたり、学習したりすること、そして、そのスキーマは作り変えられていくこと、がわかっています。これらの体験をつなげると、協調的な活動のメリットはどんなことだと言えそうでしょうか?今回はこんな問いをもとに、埼玉県開智学園の先生方が次のような活動に参加され、「人の認知の原理原則とは何か」「協調活動のメリットとデメリットは何か」を多面的に考え、秋からの授業プランを検討しました。

    活動や資料の内容 用紙 写真 動画
1 狙いの説明 狙い:人の認知の原則を体験して協調の利点や活用法を考え、「学びあい」の授業を検討すること

1

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2 アンケート 協調についての考えなどを各自記入する 2

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3 エキスパート活動 「図」分野の4課題でグループに分かれ、同じ課題を解いた者同士で話し合い、エキスパートになる 3-7

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4 ジグソー活動 違う課題を解いた者同士でグループを作り、各自が担当した4つの課題を交換する 8

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5 プロジェクト 「スキーマ」に関する資料を読んでから、「スキーマ」と4つの課題を概念地図に配置する 9-10

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6 エキスパート活動 「計算」分野の2課題でペアを作り、同じ課題を説いた者同士で話し合い、エキスパートになる 11-13

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7 ジグソー活動 違う課題を解いた者同士でグループを作り、各自が担当した2つの課題を交換する 14

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8 プロジェクト 「図」「計算」を合わせて「スキーマの功罪と協調活動の意義」をポスターにまとめる 15,16

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9 レクチャ 「折り紙」課題を解き、ペアで解くやり方を想像し、ペアで解く映像を見ながら、プロセスの解説を聞く 17-20

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10 授業案づくり 担当教科で分かれて「学び合いのある授業案」を各自作り、教科ごとに1つ発表準備する 22

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11 発表会 代表の授業案をクラス全体で発表する

 

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12 まとめ・アンケート 協調に関する考えや今日の感想を各自記入する 23  

※表内のリンクをクリックすると、活動中に配布した用紙や写真などが見られます。(別画面で開きます。)

ワークショップ活動について

もっと詳しく知りたい、活用したい、舞台裏を知りたいという方はこちらもどうぞ。

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※ 表内のリンクをクリックすると、資料が見られます。(別画面が開きます。)