青木康二(あおきこうじ)
1998年3月中京大学情報科学部認知科学科卒業。現在は、東京で某ICT企業に勤務しています。業務内容は参加するプロジェクトでいろいろ変わってきていますが、ここ数年(※)は、社内のナレッジマネジメント推進ということで、社内で発信されているたくさんの情報を整理し、情報をみつけやすくするためのしくみづくり、風土づくりといった活動に携わっています。多くの人が働く環境での協調活動支援という側面もある業務なので、大学、ゼミで学んできたことの延長線上にある部分も少なからずあるように思います。
(※インタビュー2011年6月時点)
【青木】 4年生の就職活動の時期は、当時のなゼミ生は教職をとっている人が多かったので、就職活動はみんなあんまりしていなくて、春ごろにスーツ来て歩き回ってるのは私しかいなかったはず。
【八木】 そうだよね。確か。
【青木】 就職活動をしていると、自分のやってきた「認知科学」とは どんなものかを、一応、簡潔に説明できないといけなくて、「人の考え方/ものごとの理解のしかたを研究」し、その先にある、「人の活動をより良いものにする方法を考える研究」です、とか、なんとか説明しようとしていたけど、説明するたびに全然違う切り口で、話していた。認知科学を説明しようとすると切り口が多すぎて、どういう説明が良いか悩んだ気がするなあ。