今年度もサイエンスカンファレンスが下記の日程で開催されました。
日程 令和7年11月1日(土) ~ 3日(月・祝)
会場 日本科学未来館 7階
[小中の部] 1日(土)午後 ~ 2日(日)午前
1日目:11月1日(土)
・ 開会式
・ポスター発表
日立教室代表:緑川 愛菜(みどりかわ まな)
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<研究のまとめ> 今年の実験で、カブトムシを家に呼ぶという念願が実現できた。家の団地の近くにはおおきな木々はなく、遠方から来た可能性がある。この実験から呼ぶのに適する気候条件も推測できた。 もっと個別の刺激の効果が明らかになれば、収集キットも実現できると思う。こどももカブトムシを集めやすい。 <今後の展望> ①カブトムシの好きな刺激がわかってきた。このなかで効果の大きい信号を突き止め、以前から考えてきた、カブトムシを呼べる簡易的なキットの提案までできればと思う。子供がカブトムシを身近に観察できる。 ②これまでの研究は、刺激とカブトムシの反応に集中してやってきた。昆虫全体まで観点を広げ、生物との共存、環境問題にまで考察を展開できるようになればと考えている。 |
川口教室代表:小林 彪(こばやし ひゆう)
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<研究の動機> 今年2025/10/7に中学の修学旅行で奈良県・京都府を訪れることになっていた。文化財などで有名な観光名所である奈良、京都に行くのならば、その成果として何か研究をして残しておきたいと思い、研究の準備(事前調査)を行った。そこで僕の気を引いたのが奈良のシカだった。事前調査の時点では、同年7/20に奈良市議会議員に当選したへずまりゅう氏が話題に上がり、それに伴い奈良のシカも注目を集めた。さらに同年10/21には奈良県出身の高市氏が初の女性首相として就任した。これほどまでに奈良のシカが注目された年に奈良に行った身としては、研究題材に奈良のシカはもってこいだった。 <今後の展望> 今後の展望としては、 ・現在の奈良のシカに関する課題の明確化 ・課題点の改善策 ・他の動物への応用 を進めていきたい。クマが人里に降りてきて人に危害を加えるといった事故件数が過去最多となった今年、このままではまずいと思った。鹿だけでなく他の動物にも視野を広げ、解決策を提示していきたい。 |
2日目:11月2日(日)
・交流会(修了生との交流)
<目的>受講生の皆さんが視野を広げ、将来の方向性について新たな可能性を見いだす機会になるよう、ジュニアドクターでの活動、現在の活躍、今後の目標を中心に受講生にお話しいただきます。
東京大学の修了生として2名にご参加いただきました。
井芹弘貴「幅広い学びと挑戦を通じて見えたこと」 北郷友見子「後悔しない進路の選び方について」
・表彰式
・閉会式