今回のジュニアドクター育成塾は中1、中2数学クラスと小6、中1理科クラスの4教室で行いました。
まずは数学クラスの様子をお知らせします。
<中1クラス>
課題は「正5/2角形のかき方を考えよう!」です。エキスパート活動では、「いろいろな間隔で点を結んで正多角形をかこう」「分数で表された多角形について」「円周上に頂点をもつ正五角形を描いてみよう」について、グループに分かれて取り組みました。
ジグソー活動では、それぞれの資料から課題に迫るために、試行錯誤しながら対話を重ねて取り組むことができました。
<中2クラス>
課題は以下のようなもので、とても難しいものでした。
エキスパート活動では、「相似な三角形の辺の比を証明する活動」「平行な2直線を使ってできる三角形の相似の証明」「三角形の面積比」について行いました。
Zoomを使って遠隔参加者とつなぎ、資料の内容について対話しながら考えているグループもありました。
ジグソー活動では、難しい課題に粘り強く取り組み、納得のいく答えを出すことができました。
クロストーク活動では、遠隔参加者を交え、PCを使ってそれぞれの考えを共有しました。
続いて理科の取り組みについてお知らせします。
<小6クラス>
小学5年生で既習事項の「ふりこ」をテーマに課題「水を入れたペットボトルをおもりにした振り子で,水の量を変えたとき、1往復する時間はどうなるだろう? 」に取り組みました。授業前の答えは、既習事項を活かして「変わらない」と全員が考えていましたが、実際に実験をしてみると「水の量が多い方が速くなる」結果となりました。
エキスパート活動では、小学5年生で学習した、周期とふりこの長さ、おもりの重さとの関係を振り返る実験、物体の重心を求める実験などを行いました。
エキスパートで行った実験や資料の内容を交流し、納得のいく答えを考えることができ、互いに交流することができました。
<中1クラス>
「テレビにリンゴが映っているとき、なぜ私たちは実際にはそこにないリンゴを見ることができるのか」を考えました。
エキスパート活動では、「物が見えるということ」「光と色のしくみ」「ヒトが色を認識するしくみ」について、それぞれのグループで試料を読み込み、内容理解や問いについて考えました。
ジグソー活動では、持ち寄った資料を説明し、前半で学習した知識も生かしながら、図を使って説明できるようにまとめました。
最後に光の3原色をいろいろな割合で混合したときの色の変化を全員で観察しました。