第4回は、午前中に中2クラス、午後に中1クラスの授業を行いました。
まずは、中2クラス「ヒートポンプの仕組み」についてです。
冷蔵庫内のコンプレッサーや凝縮器、膨張弁、蒸発器と循環している冷媒について説明を聞いた後、課題「冷蔵庫は、どのような仕組みで内部を冷やしているのだろう?~ヒートポンプの仕組みを考えよう~」について考えました。
エキスパート活動では、A:断熱膨張と断熱圧縮 B:「気化熱」と「液化熱」 C:圧力の変化と沸点の資料を3班に分かれて、理解できるように取り組みました。A、B班が対面で、C班がZoomを利用した活動でした。
ジグソー活動では2班に分かれ、資料を基に納得できる解答を考えていましたが、循環する冷媒がどこで液体→気体、気体→液体の状態変化ををしているのかを考えることが難しかったようです。
午後の中1クラスでは、スマートホンのワイヤレス充電器を使い「コードをつなげなくても充電できるのは、どうしてだろう?」について考えました。
この課題は、前回行った「電磁調理器の上にのせた豆電球に流れる電流は、どのようにして発生したのだろうか。」の発展的な課題になっています。そのため、エキスパート活動の資料も前回と同じものを使い、理解を深めるようにしました。
電磁誘導の理解が難しく、コイルが充電器にもスマートホンにも使われていることを確認しながら、納得のいく解答を考えました。
最後に「充電器に交流ではなく、直流を流したらどうなるだろう」について、全員で考え、電磁誘導には磁界の変化が必要であることを確認しました。