小6クラス「焼きそば」、中1クラス「電磁調理器」、中2クラス「電気ペン」の授業です。
<小6クラス>
はじめに紫キャベツを少量の水とともに炒め、麺を入れました。すると、麺は緑色になってしまいました。
そこで、
課題①「そのまま作ったら、緑色のヤキソバになりました。それはなぜでしょう?」
課題②「赤色のヤキソバにするには、どんな調味料を入れればいいだろう?」
を考えることにしました。
エキスパート活動では、A:酸性、アルカリ性と身近な物質の性質 B:植物性の色素(アントシアン)の性質 C:中和という現象 について、資料をもとに対話しながら理解を深めました。
ジグソー活動では、3つの資料をもとに自分たちなりの答えをつくることができました。
<中1クラス>
ソケットに入れた豆電球の線を結んで輪のようにして電磁調理器の上に置きます。そこで、電磁調理器のスイッチON! すると、豆電球が光りました!
実は、電磁調理器の中には大きなコイルが入っているのですが、ここから課題「どうして豆電球が点灯したのでしょう?」を考えました。
エキスパート活動では、A:コンセントの電流(交流) B:電磁石(磁界の発生) C:磁石と導線を使った発電(電磁誘導) についてです。中学2年生で学習する内容ですが、資料をもとに苦労しながら理解を深めていきました。
ジグソー活動では、少しずつ違う答えを考え、クロストーク活動で、他の班の考えを聞きながら、自分なりの答えを見つけていきました。
<中2クラス>
はじめに、「化学反応が起こるとどんな現象がみられる?」について既習事項を参考に考えました。
さらに、朝顔の塗り絵に電気の力で色をつける実験をおこないました。準備したものは、アルミホイル、紙皿、鉛筆、食用色素(紫)、ミノムシクリップ付き導線(2本)、テーブルナプキン、硫酸ナトリウム、コップ、単三電池4本、電池ボックスです。
実験後、課題「電気ペンでカラフルな絵が描けるのはなぜだろう?(この実験でおきた化学変化を説明しよう)」について考えました。
エキスパート活動では、A:電池の仕組み B:色が変わる仕組み C:水の電気分解での陽極・陰極の反応 について、資料をもとに考えました。
ジグソー活動では、3人で話し合いながら納得のいく答えを考えました。難しい内容でしたが、粘り強く考えていました。