算数・数学クラスでは、午前中に中1数学クラス、午後小6算数クラスの授業を東京から遠隔授業を行いました。
まずは、中1数学クラスです。
課題は「給水口AからCまですべての給水口から同時にプールに水を入れ始めて、水面までの高和を150㎝にするには、何時間何分かかりますか。」、はじめにどんな情報があれば答えが出せそうかを考えました。
エキスパート活動では、
A:給水口Aの時間と水面までの高さの関係を表すグラフから対応表、式の作成
B:給水口Bの時間と水面までの高さの関係を表すグラフ、式の作成
C:給水口Cの時間と水面までの高さの関係を表す式から対応表、グラフの作成
2人ずつの班でそれぞれの課題に取り組みました。
ジグソー活動では、3人ずつの班で資料を持ち寄り、給水口A~Cの情報を元にグラフを使いながら答えを考えました。
2班とも答えと納得できる理由を作り上げることができ、互いに説明し合うことで考えを深めることができました。
午後は小6算数クラスでした。相似な図形(2倍3倍の世界)についての学習です。
最初の活動は、北海道の地図にある自動車コースを2倍に拡大すると、自動車コースの長さはどうなるか、マップメジャーを使って測ってみました。初めて使うマップメジャーですが、うまく使いこなすことができました。
続いて今日の課題です。
授業は、仮説実験授業で行いました。
問題1~4では、北海道の地図や円を2倍3倍にしたとき、その大きさは何倍になるかということを一人ひとりが考え、説明し合いながら、最後に上皿天秤を使って重さで確かめました。
問題5・6では、三角形と四角形を使い、重さをはからなくても確かめる方法を考えました。
はじめは、「大きさを2倍にすると、長さがが2倍になるから面積も2倍になる」と考えていた子どもたちは、「大きさが2倍になると面積は4倍、大きさが3倍になると面積は9倍」と理解することができました。